私が見た「婚活のススメ」という婚活サイトによれば、結婚のためには自分の結婚観をハッキリさせるべきだとあった。
なるほど、自分の考えなどを分析し、明確化しておくことは、確かに大切なことである。
また、その婚活サイトにおいては、結婚観をハッキリさせるためのアドバイスとして、自分を客観化することとあった。
なるほど、それもまた然りであり、冷静に自分を見つけることは大事である。
けれども、そんなこと、わざわざ結婚に限らずとも自然と行っているのではないだろうか?
要するに、「わたし」と思っている人間は、生まれながらにして自分で自分を客観化して見つめているということだ。
わたしの例を言えば、下痢などをして便所に閉じこもっていると、妙に冷静な別の自分が出て来て、便が出切れば楽になるなどと思っている。
ちょっと下品な例になったが、おれってわたしって何したいんだろうとは、人間なら少なくとも一度は思うことだろう。どんなに頭が良かろうが悪かろうが、これは誰しもにあると思う。
わざわざ結婚相談所なんか使わなくても、人には縁がやってくる。
わたしのように背が低くて顔もそれほどでもない男が、一度は結婚できたのだから、誰にでもあると思うのは当然であるとも思うが、いかがだろうか?